起承転について

バンド名の「起承転」は、物語の展開方法を表す日本語の「起承転結」に由来しており、「起」は始まり、「承」は発展、「転」は変化、「結」は結論を意味している。つまり、「起承転」は結論のない物語を意味する。

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根岸道郎の音楽活動は、伊藤真とのコラボレーションが鈴木慶一がプロデュースしたコンピレーションアルバムに収録されたことから始まった。その後彼は鈴木さえ子やShi-Shonenのレコーディングにバックボーカルとして参加した。

 

コネチカットに拠点を移した彼は、エリック・ゲイルとの仕事で知られるネディ・スミスや、故Pt.サバンカル・バナジに師事してタブラを学んだスティーヴン・ジーミンスキーとともにジャズ・ピアノトリオ起承転を結成した。ニューヨークに拠点を移した後、起承転はボー・ザンクとドルック・オズテュルクからなる新しいリズム・セクションの導入によりマスフュージョンの領域に踏み込んだ。

 

ノア・ロズナーはジャズボーカリストとしてすでその腕を知られており、2017 年にはグラミー財団® ジャズ バンド合唱団の選ばれた少数のボーカル メンバーの一員として、17 歳という若さで国営放送や有名な会場で演奏した。彼はさらに同年、ジャズ・フォーラム・アーツ・ソサエティ・ジャズ・ボーカル・コンペティションで優勝した。